渡部祐司監督 サーフドキュメンタリー『THE GREAT HIGHWAY』

『THE GREAT HIGHWAY』は、渡部祐司監督がサンフランシスコの海とサーフカルチャーを独自の視点で切り取った約44分の映像作品。単なるライディング集じゃなく、都市の喧騒と冷たい海が混ざり合うサンフランシスコ特有の「空気感」を見事に落とし込んだ、アート性の高いサーフ・ドキュメンタリーだ。

作品の見どころと背景
舞台はサンフランシスコ近郊を代表するビーチブレイクたち。パシフィカの「Linda Mar Beach」から始まり、ゴールデン・ゲート・ブリッジを望む「Fort Point」、そしてヘビーな波で知られる「Ocean Beach」へとロケーションが移っていく。海岸線を走るグレート・ハイウェイを冠したタイトルの通り、ローカルたちが日常的に海へ通う、そのライフスタイルそのものが作品の核になっている。

豪華なキャストたち
登場するのは、サーフシーンにとどまらずアートやデザイン界でも強烈な存在感を放つキャスト陣。カリスマであるバリー・マギー(Barry McGee)を筆頭に、アレックス・ノスト(Alex Knost)、アレックス・コップス(Alex Kopps)、タイラー・オムスビー(Tyler Ormsby)といったスタイルマスターたちが揃い踏みだ。過酷でハードなコンディションでも力を抜いて優雅に波を滑る彼らのライディングは圧巻で、その圧倒的な「スタイル」へのこだわりが作品に深い味わいを与えている。

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